2024年の全国の状況

2024年の交通事故発生件数は全国で290895件、死者数は2663人でした。都道府県ごとに件数を見ると、地域による差が大きいことが分かります。以下では発生件数の多い順にランキングを示しながら、その数字をどう読むとよいかを解説します。

都道府県別ランキング

順位地域発生件数死者数
1東京都30103146
2大阪府24780127
3愛知県24506141
4神奈川県20750109
5福岡県1847391
6静岡県1744188
7埼玉県15831113
8兵庫県15551109
9千葉県12587131
10群馬県905949
11北海道8743104
12茨城県600594
13長野県497057
14岡山県486960
15広島県440368
16栃木県394660
17宮城県378547
18京都府374552
19福島県308651
20熊本県294555
21香川県294331
22沖縄県287544
23鹿児島県287153
24岐阜県283570
25滋賀県280328
26三重県272446
27宮崎県270339
28新潟県267155
29佐賀県262324
30山形県245724
31奈良県245023
32長崎県241626
33青森県227843
34山口県215251
35大分県212528
36愛媛県207452
37山梨県201328
38富山県185822
39徳島県181733
40石川県179230
41岩手県139128
42和歌山県128934
43秋田県98131
44福井県96423
45高知県89821
46島根県6929
47鳥取県62215

上位の地域に共通しそうな背景

1位の東京都から9位の千葉県まで、上位には人口の多い都市圏が並んでいます。人口が多い地域は自動車や自転車、歩行者の交通量も多くなりやすく、そのぶん事故が発生する場面自体が増えるという要因が考えられます。また東京都・大阪府・愛知県・神奈川県のような大都市圏は道路網が複雑で、交差点や合流地点の数も多いため、件数が積み上がりやすい面があるとも考えられます。ただしこれらはあくまで一般的に考えられる要因であり、地域ごとの人口や自動車保有台数、道路延長といった数字と照らし合わせないと、正確な理由は分かりません。

件数が多い=危険、と単純に読まない

発生件数のランキングだけを見ると、上位の地域を「事故が多い危ない場所」と感じるかもしれません。しかし発生件数は人口や自動車保有台数、道路を利用する人の数といった分母によって大きく変わります。人口や交通量が多い地域では件数が多くなりやすく、逆に人口が少ない地域では件数が少なく出やすいという性質があります。今回のランキングには人口や交通量のデータは含まれていないため、件数の大小だけをもって地域の安全性を比較することはできません。件数はあくまで「その地域で起きた事故の数」であり、リスクの高さそのものを直接示す指標ではない点に注意が必要です。

事故に備える一般的な心がけ

順位に関わらず、交通事故に備える基本は変わりません。日頃から安全運転を心がけることに加えて、自動車保険の補償内容を定期的に見直しておくことも一般的に勧められています。保険の補償範囲や特約の内容は契約によって異なるため、自分の運転環境や利用状況に合っているかを時々確認しておくとよいでしょう。