2019年から2024年の推移

福井県における交通事故の発生件数、死者数、負傷者数の推移は次の通りです。

発生件数死者数負傷者数
20191168311333
202086841940
2021912261029
2022939271063
2023986201133
2024964231100

2019年の発生件数は1168件でしたが、2024年は964件です。この6年間で見ると、発生件数は減少しています。ただし2020年に868件まで下がった後、2021年から2023年にかけては再び増加傾向が見られ、2024年にはやや減少しています。件数の動きは一直線ではなく、年によって増減があります。

死者数と負傷者数の動き

死者数は2019年の31人から2020年には41人に増え、その後は2021年26人、2022年27人、2023年20人、2024年23人と推移しています。発生件数が減った2020年に死者数が最も多かった点は、件数の増減と死者数の増減が必ずしも同じ方向に動くわけではないことを示しています。負傷者数は2019年の1333人から2020年に940人へ減り、その後は900人台後半から1100人台の間で推移しています。

統計を読むときの注意点

ある年の件数が前年より増えた、あるいは減ったとしても、それだけで長期的な傾向が変わったと判断することはできません。交通事故の件数には年ごとの偶然の変動が含まれるため、単年の増減だけを見て一喜一憂せず、複数年の流れとして捉えることが大切です。

また2023年7月の道路交通法改正により、特定小型原動機付自転車という区分が新設され、交通事故統計における当事者種別の分類が変わりました。このため2023年をまたいで前後の年の件数を比較する際には、分類の変更が数字に影響している可能性がある点に留意する必要があります。件数の変化がそのまま実態の変化を示しているとは限りません。

交通事故への備え方

交通事故は、どれだけ注意していても遭遇する可能性をゼロにはできません。だからこそ、日頃から交差点や見通しの悪い場所での速度調整、車間距離の確保といった基本的な運転行動を心がけることが重要です。また、万一の事故に備えて自動車保険の補償内容を確認しておくことも一般的な備えの一つです。保険の種類や特約によって補償される範囲は異なるため、自分の使い方に合った内容になっているかを定期的に見直しておくとよいでしょう。